「経験なし、知識なし、時間なし」のオヤジが、チャレンジ開始4ヵ月で月9万円稼いだメーカー仕入について
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おじチャレブログの執筆者
物販未経験・PC苦手な59歳のおじさんが、
2020年に副業感覚で始めた国内メーカー 仕入xAmazon販売。開始10ヵ月で月利50万円以上達成し、2021年に法人化しています。苦労話も泥臭い所もリアルに共有中!!
この経験談(実際のデータやその時の心境、何を重視して行動していたか等)を共有できたらと思い投稿していきます!初心者にも再現性が高く、慎重に安全にビジネスを始めたい人にもピッタリな方法です。少しでも、皆さまの役にやつ内容があれば嬉しいです!
(この記事は、アマゾンネット販売のお話です)
4か月目で、遂に10万円の壁に手が届きそうな結果を出すことができました。
変わらず、苦労や乗り切った時の話こそ学びがあり価値があると思うので、”4ヵ月目のリアル”という形で今回も公開していきます!ということで国内メーカー仕入れ x Amazon販売4カ月目に経験した話です。
- 1-4カ月目の状況整理(売上・利益 / 取扱商品数・メーカー数 / 目標設定との比較)
- メーカー仕入概要 (仕組み / メリット・デメリット/ 解決できる悩み)
- まとめ
※2ヵ月目の経験談や3ヵ月目の経験談が気になる方は、2ヵ月目から順に記事を読んでみてください。視点や考え方の変化が見えると思います。
それでは、やっていきましょう!
目次 Table of Contents
最終的な4カ月目の売上・利益・取扱メーカー数のデータをまず共有し、 1カ月を通しての行動がどういう考えに基づいているのか等の話を書いていきます。
売上を月次データ及び日次データで紹介していきます。
月別データを比較する理由として、決算や融資等の資料を作成する時は基本的に月次・四半期・年次という区切りになっていて大きな流れを把握する意味でも月単位での情報が必要となります。
また、業務的な観点からも振り込み(売上の振り込み)や支払い等(掛け払い・カード払い)が、おおよそ月締めなのでキャッシュフローを把握するという意味で丁度良い区切りになります。
日次データを比較する理由は、月別比較からはわからない日々のトレンド感を把握し、最終的に「その月にどのようなことがあった結果なのか」を理解する為です。
例えば、テレビにでて一時的に売上が爆発したのか・全体的に売上が右肩下がりの減少傾向にあって月の終わり方が悪い・安定して横ばいで期待通りなのか等。
もし、回転資金を増やすために融資を目指しているのであれば、このような分析は必ず必要となります。
日別の売上推移を確認すると、
- 1ヵ月目:出たし好調で、1日だけ(30日)飛びぬけて売上が上がっている → 理由:予定通りの売上だが、運よくセラーが在庫切れでカートが多く回ってきた。カートボックス獲得率は、Amazonのビジネスレポートより確認できます。
- 2ヵ月目:右肩下がりで売上0円の日が連発している → 理由:下記にある2ヵ月目の経験談の記事で詳細を解説しています。私の経験談から物販人生を1ヵ月無駄にせずに済むと思います!
- 3ヵ月目:右肩下がりのトレンドが(10日を境に)緩やかなU字回復していて月の後半には過去高値を更新 → 理由:下記にある3ヵ月目の経験談の記事で詳細を解説しています。
- 4ヵ月目:3ヵ月目の高値を何度も更新 + 1日の最低売上が徐々に上がっている → 理由:3ヵ月で徐々に再発注だけで売上が立つ商品が増えてきた + 季節的(夏)に好まれる商品が底上げに貢献 + 差別化交渉に成功した商品が貢献。
次に、取引メーカー数と取り扱い商品数の状況整理です。
売上とは違い月次データのみで状況を把握していきます。
※週次データを集計すれば、週レベルで作業が達成できているかを把握することもできるのでモチベーション維持にはそちらの方が良いかもしれません。
このグラフから得られる情報としては、
- どのくらいのペースで新規メーカーと取引しているか(→ 毎月の増加数)
- どのくらいの商品数でどのくらいの売上を上げているのか(→ 取り扱い商品数と売上比較)
これらの情報は、ご自身の目標設定と比較する時に使います。
数値的に「今実際どうなのか」を客観的に判断できます。データが揃っているので例え結果が思わしくなくても改善案を導き出せると思います。
まずは、月利30万円以上を12カ月で達成したい場合で毎月積み上げる必要がある数値を算出します。
※この時使った利益率は、先月(3ヵ月目)の利益率(4/82)5%です。
※ 必要な資金、取扱商品数、作業量の詳しい計算方法は、 こちらの記事の《3章: 必要資金及び達成までの期間を確認してゴールの明確化》を参照してください。
利益率5%で、月利30万円を達成するには600万円の売上が必要になります(必要資金はおおよそ360万円x1.5の540万円)。
それを12ヵ月目に達成するには、毎月5,000円利益がでる商品が新規で5商品必要で、おおよそ3社(1社2商品換算)ととわかっています。
上記の情報を月別の目標値で示したのが下記になります。
現在4ヵ月目なので、月利が10万円・売上が200万円・取扱商品が20個あれば順調です。
実際の結果は、月利9万円・売上136万円・取扱商品が44個です。
これらを比較してわかることは、
- 月利は達成できなかったが、利益率が5%→7%に上がったので目標に必要な売上高がだいぶ減った。143万円程で達成できる。
- 取扱商品数が「倍」あるので、1商品当たりの利益はまだ2,000円ちょいで改善の余地あり(目標値は5,000円)。
数値的には、順調に進んでいると言えるでしょう。
目標設定の数値通りになっていないのは、「1商品当たりの利益」が想定と乖離がある為。この辺が、来月以降の改善ポイントと言えるでしょう!
改善ポイントで考えられる行動は、
- 商品回転率(在庫回転率)が想定よりも著しく低い商品がないかの確認 → 仕入時の在庫保有期間を確認し、当時と現在を比較。※Amazonはセラーの変動が激しいので少しくらいであれば問題ありません。
- 1商品当たりの利益設定を変更 → 1商品当たりの利益設定を変更する(下げた)場合、取扱商品数はその分増え + 当然アプローチするメーカーの数も増える(= 作業量が増える)。さらに、仕入に必要な資金が増える。※利益は後からついてくるので、すぐには改善されない。意識しつつ何かできないかを考えるだけでも効果はあります。
- 仕入原価改善 → 商品自体の掛け率を下げてもらう交渉に進めるかもしくは、配送費用や経費を下げることで改善する。例えば、まとめて送れるように事務所(家)に送られてくる日程を揃える等。
- 【仕入・商品回転率について】3ヵ月目の時点で、損切ができずに商品回転率を大きく下げていた商品がなくなり、再び取り扱い商品数が29(3ヵ月)→44(4ヵ月)と伸びました。これは、2ヵ月目(利益トントンでも仕入れる等)とは違い、しっかりと利益率と回転率両方が納得のできる商品のみ仕入を行ったもので確実に売上の”質”を上げている実感がありました。
- 【利益について】再発注できる商品が徐々に増えてきたこともあり、利益が出ていない商品は取引を辞める”取捨選択”ができるようになりました。まだ商品数が少ない時は”勿体ない”と感じてしまっていたが、量が増えてきたことで感覚に変化が生じていたと思います。
- 【利益率について(配送費編)】3ヵ月物販を継続したことで「FBA倉庫への納品」の実績が増えて配送業者と顔見知りになり、ひと月当たりの配送個数や重量等から新たに見積り等がもらえるチャンスがあった。当然、周辺の配送業者を価格を競ってもらい若干ではありますが、「3ヵ月の実績」に応じた割引がありました。
- 【利益率について(掛け率編)】通常の作業(リサーチ、アプローチ、仕入、納品)に慣れてきたことで関係構築や交渉等も時間を使う余裕がでてきたので積極的にメーカーさんに連絡を取るようになりました。
- 【資金について】仕入れる額が次第に増え、4ヵ月目は102万円程。”大きい金額動かしてるな!”という感覚はありましたが”怖い”や”不安”という感覚はありませんでした。3ヵ月の経験だけでも十分「これは売れる」という感覚を磨くことができた為です(当然、外れることもあります)。
本日は、 「経験なし、知識なし、時間なし」から4ヵ月で月利9万達成したメーカー仕入れのデータを解説いたしました。
「メーカー取引の工程」及び「安定収入」についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください!
【おじチャレ】卸・メーカー仕入のやり方解説マニュアル- 1-4カ月目の状況整理
- 売上・利益の状況 → 月別売上から大きなトレンドを見て、日別の売上から背景を理解する
- 取扱メーカー数と取扱商品数の状況 → 新規取引のペースと売上に対する商品数を知る
- 目標値・期待値との比較 → 客観的に自分の状況を知る
- 振り返りと学び
- 利益率について → 慣れてきたことで、配送費や交渉等に時間を作る余裕ができた
- 資金について → 一気に増えるのではなく徐々に仕入額が大きくなっていたので、「不安」や「恐怖」は少なかった。逆に自信を育てる時間ができた。
以上、”「経験なし、知識なし、時間なし」から4ヵ月で月利9万達成したメーカー仕入れ”でした。
少しでも、参考になった話があれば幸いです。
それでは、また会える日まで!!