【おじチャレ】卸・メーカー仕入のやり方解説マニュアル

イッチー
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皆さん、こんにちは!イッチ―です。

本日は、私が安定収入を築くことができた卸・メーカー仕入の基本的なやり方を紹介します。

なぜ、取引するだけでは安定収入にならないのかまで解説しているので、最後までお付き合いください。

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おじチャレブログの執筆者

物販未経験・PC苦手な59歳のおじさんが、
2020年に副業感覚で始めた国内メーカー 仕入xAmazon販売。開始10ヵ月で月利50万円以上達成し、2021年に法人化しています。苦労話も泥臭い所もリアルに共有中!!

この経験談(実際のデータやその時の心境、何を重視して行動していたか等)を共有できたらと思い投稿していきます!初心者にも再現性が高く、慎重に安全にビジネスを始めたい人にもピッタリな方法です。少しでも、皆さまの役にやつ内容があれば嬉しいです!
(この記事は、アマゾンネット販売のお話です)

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こんな人は最後まで読むべし!
  • すでにせどりで仕入れている人がさらに仕入範囲や規模を広げたい経験者
  • 初心者だけど興味がある人
  • 在宅から出来る副業ビジネス
  • 出品制限・知的財産権・商標権を違反せずに販売したい人
  • 60歳近くてもチャレンジしたい方!

少しでも、ハードルが高いイメージを取っ払えると幸いです。

私自身、メーカー取引前は2ヵ月のせどり経験以外の物販経験はなく完全なる初心者として足を踏み入れました。

順風満帆とは行きませんでしたが、

59歳の私でもできるんだというところが見せたくて、努力を積み重ねて一定の利益を稼ぎ出すまでには成長しました。

個人事業主としてはじめ、8ヵ月目頃に融資が下りて回転資金を増やし、12カ月目が過ぎたあたりで法人化することに成功しました。

イッチー
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私は個人事業主として回転資金100万円程で始めました。

それでは、私がやっているメーカー仕入はどのようにやるのか解説していきます。

目次 Table of Contents

1. 卸・メーカー仕入の仕組み

メーカー仕入の仕組みは案外単純で 、

小売業者(自分)が1次卸や2次卸を通さずに

直接メーカーと取引をして仕入れる仕組み

《図:メーカー取引の構図》

メーカー取引は、小売店(自分)側だけがメリットを享受するわけではありません。

従来は、問屋・卸業者にメーカーが自ら営業して商品の流通の手伝ってもらうが当たり前でした。

近年では、小売店から直接取引したいとのオファーをして、協力して販売する関係になりました。

メーカー側は、強力な販売パートナーが得られればブランド価値の維持や商品の長寿化が目指せるメリットがあります。

お互い協力することでWIN-WINの関係構築が可能となるのがこのネット物販のメーカー仕入の仕組みです。

イッチー
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自分が販売する商品を”お得に”お客様に提供できれば、

WIN(メーカー)-WIN(自分)-WIN(顧客)も可能です。

2. 卸・メーカー仕入のメリット・デメリット

2.1 卸・メーカー仕入のメリット

メーカー仕入のメリットは、主に次の4つ:

  1. 仕入が安定している(再発注・リピート発注可)=収入も安定する
  2. (ほぼ)最安値での仕入れ
  3. 商品に不具合があった場合、保証してもらえる(国内商品の場合のみ)
  4. 出品制限・知的財産権・商標権を違反のリスクがない

それでは、一つ一つ簡単に解説していきます。

2.1.1 再発注・リピート発注

メーカー仕入の目玉と言っても過言ではない、再発注。

プラットフォーム(店舗も含む)間での差額をリサーチする必要はなく、

もらった見積りにある仕入れ値でいつでも発注することができます。

当然、販売価格の変動・売れ行き等の確認は必要ですが、

基本的に電話・メール一本で完結します。

《図:メーカー発注の例》

徐々にリピート商品のリストが積み上がっていく点が、ストック収入の性質を有していると言えます。

イッチー
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早押しや運ではなく、コツコツ積み上げれば59歳の私でも

できると感じさせてくれたのが、大きなメリットだと今でも思います。

2.1.2 (ほぼ)最安値での仕入れ

卸・メーカー仕入は仕組みで説明した通り、

1次卸や2次卸を通さずに自分の手に届きます。

その分、手数料を取られることなく安価での取引が可能!

取引時は、「○掛け」(7掛け = 70%) や「下代」と呼ばれています。

また、直接取引ができると価格交渉にも発展しやすく他の出品者よりも有利な仕入れ値が期待できます。

ツールを使って応用すれば、他の出品者の仕入ロット(量)と大体の仕入値を算出することも可能!

ただ、人によって見積りも掛け率も違うのでいかに自分だけの価格を得るかが重要なポイントです。

イッチー
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最安値の仕入の真骨頂は、例え値崩れが起こっていても他よりも損益分岐点が低いことから利益商品として残りやすくなる点です。

2.1.3 保証あり(国内商品の場合のみ)

販売した商品に問題があった場合の対応にも大きく差があります。

メーカーから直接仕入れているので商品に問題があった場合は、保証してもらえます。

お客様から問い合わせが合った時も、メーカーさんと相談しながら対応もできるので安心!

イッチー
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せどりは、保証がなかったり、輸入は自分で保険に入って保証する必要がある点が国内メーカー取引の違う点です。

2.1.4 出品制限・知的財産権・商標権を違反のリスクがない

コロナ環境下でネット物販の利用者がより一層増えると予想できる現代、

大手ECサイトによる顧客争奪戦が続くのは言うまでもありません。

使いやすさや配送スピード等のサービスに力を入れるのは当たり前ですが、

それには、ある前提があります。

出品者が正規品・新品を扱っている

その為、時折大手ECは正規品であるかの調査を行い、

証明できなかった出品者のアカウント停止や処分を行っています。

ポイントは、ECサイトが認める正規ルートで仕入れていない場合、正規品として認められない点。

例えば、地元のスーパーで仕入れた商品をAmazonで販売していた場合、

レシートを証明書として提出できると考えるかもしれませんが、

”請求書”として認められない場合がほとんどでしょう。

イッチー
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メーカー仕入の場合、直接メーカーから仕入れているので、絶対”正規品”であり、アカウント停止されることはありません!

2.2 卸・メーカー仕入のデメリット

メーカー仕入のデメリットは、主に次の4つ:

  1. ロット単位の発注
  2. 仕入れた商品の量が多い為、保管場所に困る
  3. 掛仕入になるまでは、現金での仕入
  4. 構築まで一定の時間を要する


それでは、一つ一つ簡単に解説していきます。

2.2.1 ロット単位の発注

メーカー仕入の場合、1個単位での販売はしていません。

基本的には、「ロット」での注文で、メーカーによってそのロットの入り数は異なります。

ただ、そのロットサイズそれほど大きいものではありません。

例えば、下記の例だとロットは

  • 140g = 40本で28,000円
  • 390g = 12本で18,600円
《図:メーカー見積り例》

単価やカテゴリーで多少の変動はありますが、

基本的な仕入れ水準としてはこのくらいを想像していれば大丈夫です。

回転資金が多くなくてもできるという意味です!

メーカー直よりも、卸や問屋との取引の方がロット数が大きいと感じたことは多々あります。

イッチー
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想像よりも少ないと感じませんでした?

私は、数百、数千の段ボール地獄みたいなイメージだったので最初はとてもビックリしました。

2.2.2 仕入れた商品の量が多い為、保管場所に困る

始めのうちは、段ボール数個程度で問題は特にありません。

ただ、少しずつ取引量が増えて段ボールが数十個となると足の踏み場が減り圧迫感も出てきます。

メーカーさんにお願いして到着予定日の調整をしたり、倉庫を借りたりと次第に工夫が必要となってきます。

イッチー
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パートナーと暮らしている場合は、事前に許可を取っておきましょう。

喧嘩の原因となることも・・・

2.2.3 現金での仕入

取引は、信用されるまで基本的には現金払いです。

  • 代引き
  • 事前の銀行振込

クレジットカードを回転資金として活用することができない点、注意です。

ただし、取引頻度や額が増え始めると”掛け払い”となり、月末締めの翌月払いに変わります。

関係構築が早ければ早いほど、後払いと一括払いができるようになるので手数料削減にも繋がります。

イッチー
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取引先が一つや二つではなくなるので、かなりの手数料削減が見込めます!

例えば、銀行振込1件145円が、50件から5件になったら6,525円得することになります。

2.2.4 構築まで一定の時間を要する

徐々にリピート商品のリストが積み上がっていくので、

希望の月利を達成するまではある程度の時間が必要です。

ただ、リピートリストが出来上がり始めると次第に作業量が減り、

違う作業に時間を割り当てることができるようになります。

イッチー
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終わりなきリサーチではない点が、メーカー仕入の魅力の一つです!

明確にゴールを設定すれば、終わりが見える作業です。

2.3 卸・メーカー仕入のメリットで解決される悩み

1番目に見えてわかるのは、”仕入の安定化”です。

価格差をリサーチするようなビジネス構造だと無限に新しい仕入先を探す必要がありうまく行く時もあれば行かない時もある変動の激しい構造といえます。

メーカー仕入であれば、”安定した仕入”だけではなく他の不安(例えば、アカウント停止リスク)も解消してくれるような特徴があります。

  • 安定仕入]- 継続的に仕入れることができるルートが確保できる → いつでも再発注が可能
  • 仕入値] – 販売価格の数十%引きで取引が可能(ほぼ最安値仕入) → プレミア商品でなくて良い
  • 真贋調査] – 品質が担保されており、保証のある仕入先 → ”アカウント停止”の可能性ぼぼゼロ
  • 資金] – 1メーカーとの取引開始に必要な資金は、実は1-10万程度 → 少額スタート〇
  • 事業拡大] – 国内メーカー取引は、創業融資もおりるビジネス → 法人化も〇なビジネスモデル

3. 卸・メーカー仕入を始める前に知っておくべきこと3つ

始めても上手く行かないと感じることは、多々あると思います。

中でも、メーカー仕入について陥りやすい違いについて事前に共有いたします。

下記の3つ:

  1. ターゲットは中小メーカー
  2. 返信率は思ってるより低い
  3. 参入障壁は思ってるより低い

それでは、一つ一つ解説していきます。

3.1 ターゲットは中小メーカー

大手のメーカー商品は、大手の問屋を通して大量に仕入・販売されている為、

始めたての個人事業主が手に負える仕入規模ではありません。

何度か連絡をしたことがありますが、下記の様に大手の卸・問屋に誘導されます。

これは、”紹介”ではなく取引無理というメッセージです。

逆に、販路拡大を目指している中小メーカーやネット販売に興味を持っているメーカーであれば喜んで取引をしてくれます。

協力して商品販売を進めていけるようなパートナーになることを目指してください。

3.2 返信率は思ってるより低い

取り扱いたい商品があったとしても、基本的には取引できないと考えた方が期待値としては正しいです。

メーカーさんは取引する、ましてや返信する義務はありません。

自分に返信するメリットを提示できていなければ、返信が来ない可能性は非常に高いと言えます。

私が、最終的に取引したのはアプローチした中の4%程。

メンタルとしては、当たって砕けろ精神が丁度良いです。

駅前のティッシュ配りと同じ ➤ もらってくれたらラッキー、もらってくれなくて当たり前。

下記の例は、私のメーカー取引の返信率をデータ化した情報です。

《図:メーカー返信率》
表の解説
  1. 12ヵ月間でアプローチした総数は、2,190社
  2. うち、返信があったのは947社 (全体の返信率: 43%)
  3. また、その中で見積りをくれたのは318社 (全体の見積り獲得率: 15%)
  4. そして、最後に取引を開始したのは81社 (全体の取引開始率: 4%)
イッチー
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送ったメールが必ず返ってきて自分だけは他の人と違う!と思ってる人は、

残念ながらこの段階で挫折する可能性が高いです・・

3.3 参入障壁は思ってるより低い

『メーカー仕入ができればもう勝ち組』は間違いです。

思っているよりも参入障壁は低く、多くのライバルがすでにメーカー仕入をしているのも事実です。

せどりと同じでメーカー商品でも価格競争・値崩れはあります。

利益がでる商品に人は群がります。メーカー商品も例外ではありません。

私自身も開始2ヵ月目に目をそらしたくなるような価格競争に巻き込まれました。

  • 初取引で利益率が27%の利益額300円以上
  • FBA出品者も3人

ところが、1週間で出品者が倍以上に増加し、最終的に利益率マイナス17%の値段まで落ちるプチ事件が起こりました。

よく聞く「セラーリサーチ」の餌食となった例です。

自分もセラーリサーチをするからには、自分もリサーチされるということです。

4. 卸・メーカー仕入のやり方・進め方(リサーチから仕入判断まで)

基本的にせどりで仕入れる時と同じでイメージで、流れは下記の3つです。

  1. リサーチ
  2. アプローチ
  3. 仕入判断

それでは、一つ一つ解説していきます。

4.1 リサーチ

メーカー商品のリサーチは、

Amazonカテゴリーランキングを活用

以前、別の記事で活用する理由及び方法を紹介しましたが、簡単にまとめると次の通りです。

Amazonは、相乗り販売するプラットフォーム

  • 全員同じページで販売しているので、「月間販売個数」が算出できる
  • 全員同じページで販売しているので、「商品のランキング」が算出できる

➤以上のことから、売れてるメーカー商品を扱いたいならランキングを使うのがピッタリな方法と言える

詳細がもっと知りたい方は、せどり初心者必見!商品数を増やす仕入先とは?を確認してみてください。

まずは、アプローチするメーカーリストを抽出する方法です。

Amazon販売に特化したWeb上のツール「Keepa」のPremium Data Accessを使って、

《図:Keepa Premium Data Access》

取り扱いたいカテゴリーのカテゴリーランキングを抽出します。

《図:Keepa 記入例》

*検索結果が、1万以下になるように調整するのがポイントです。下記の設定をすると良いでしょう。

  • FBAがカートと取っている
  • Amazonが販売していない
  • 販売価格が○○円以上
  • ランキングが○○位以上~○○位以下
  • FBA出品者が○○人以上等

希望の設定で、Excelにデータが算出できたらそのリストをアプローチで使うので保存しておきましょう。

次の作業で重要となる項目は、①Manufactuerと②Brandです。

《図:Keepa メーカーリスト》

これらが、アプローチするメーカー及びブランドです。

注意点は、このASINの商品ページを作成した人が記入した名称です。必ずしも合っているわけではありません。

その為、どうしてもメーカーが知りたい商品がある場合は、

商品裏についているシールに販売元や製造業者が記載されているので画像検索(メルカリ・Google画像)で調べるか、実際に商品を買って確認するのも方法の一つです。

《図: 商品裏のメーカー確認》

同じメーカーに何度もアプローチしないように「重複は削除」はしておきましょう。

4.2 アプローチ

メーカーへのアプローチ方法は、泥臭い単純作業になります。

リサーチ作業で抽出したリストの上から下までアプローチをするだけです。

まず、アプローチの方法は4種類、

  1. メール
  2. Fax
  3. 電話
  4. 訪問

上に行くほど時間の制約がなくなり、自分のタイミングで進めることが出来るようになります。

一方、逆相関するようにリアクション率は上に行くほど下がる傾向にあります(要は返信の期待値が低い)。

どのアプローチで進めるかはご自身で決めてください。

イッチー
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私の場合は、メール・Faxが7割 / 電話が3割 / 訪問は、数回程度です。

時間は有限なので、どうしても取引したい場合は、電話・訪問。

興味はあるが、よくわからないと感じる場合は、メール。

このように、商品・カテゴリーによって使い分けるのが良いでしょう。

4.2.1 アプローチ: メーカー連絡先の見つけ方

先程、リサーチで抽出したメーカーを元に、実例で紹介します。

《図:Keepa メーカーリスト》

今回は、一番上の”Sony”を例に進めていきます(超有名なメーカーですね。本来、中小メーカーではないのでアプローチしませんが、例なので進めていきます)。

ソニーのホームページを探して、会社概要・お問い合わせページからコンタクトできる場所を探すだけ!

4.3 仕入判断

仕入判断で考慮すべきポイントは、

  1. 発注ロット、月間販売個数、出品者から算出する在庫保有期間
  2. 下代(掛け)と販売手数料を含めた仕入原価
  3. Amazon販売価格から仕入原価を差し引いた利益額・利益率

4.3.1 在庫保有期間

在庫保有期間の計算式は、

在庫保有期間 = ①メーカー指定の仕入ロット ÷ ②一人当たりの月間販売個数

4.3.1.1 ①メーカー指定の仕入ロット

例えば、下記の見積りをメーカーAから頂いたとする。

《図:メーカー見積り例》

ロットは、下記の通りです。

  • 140g = 40本
  • 390g = 12本

メーカーによって発注ロット数が異なるので、しっかり確認しましょう。

発注ロットによって、メーカーが送料を負担してくれる場合もあるので要チェック!

4.3.1.2 ②一人当たりの月間販売個数

一人当たりの月間販売個数は、

Amazonの月間販売個数にFBA出品者数を除したものです。

言葉だけでの解説は、わかりずらいので例を出します。

《例》月間販売個数が30個と観測され、出品者数が4人いたとした場合

・自分を含めて5人で、この30個を奪い合う。

・単純計算した場合、1人あたり6個売れる。
※実際は、出品者の強さによってカートボックス取得率が異なるのでばらつきがあります。

月間販売個数の算出方法は、Amazonの月間販売個数をツールで調べる方法【商品回転率の計算方法と目安も紹介】で紹介しているので、まだ見てない方はそちらにどうぞ。

4.3.1.3 在庫保有期間のまとめ

先程の例で計算式に当てはめると、

在庫保有期間 = ①メーカー指定の仕入ロット ÷ ②一人当たりの月間販売個数

6.6か月 = ①40本 ÷ ②(30個 ÷ 5)

6.6か月の意味は、このくらいの期間在庫を保有することになるという予想の数値です。

イッチー
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仮に利益率が20%で利益額が200円の6.6か月分の在庫なら

総合利益は、8,000円 ( 200円 x 40本)

ただし、1ヵ月当たりに換算した利益は1,200円 (8,000円 ÷ 6.6)です。

なぜなら、売れない間は在庫のままだから

以上を踏まえて、仕入れるかを判断する材料の一つとします。

始めたての時期は、キャッシュフローを圧迫しすぎない1.5-2ヵ月程の在庫量が良いと思います。

4.3.2 仕入原価

仕入原価は、FBAや販売にかかるであろう費用をすべて含めて計算します。

前提が2つ

  1. FBAサービスを利用する場合の計算式である – (梱包や配送などをすべてAmazonに委託するサービス)
  2. 課税事業者でない出品者である – (事業の規模がまだ小さいので消費税免除中の方や法人化した初年度の方等。詳しくは国税庁のサイトをご確認ください)

例(架空の例です):

  • 商品名: イッチー食品
  • カテゴリー: 食品
  • 仕入個数: 100個
  • 単価: 760円
  • 1個当たりの重さ: 0.1kg
  • 寸法: 15 x 8 x 2 cm
  • 振込価格: 82,342円 (内262円 振込手数料)
abcdefghi
説明 販売価格
仕入単価
消費税及び
地方消費税
倉庫への
配送料
FBA手数料保管料その他費用利益利益率
1,518円 760円61円4円449円1円13円230円15%

詳しくはこちらの記事を参照ください➤【FBA料金シミュレーターで時短】Amazon販売手数料完全解説! 簡単利益計算ガイド

4.3.3 利益額・利益率

利益額及び利益率の判断は、人それぞれなので正解も不正解もありません。

私は、自分が物販のどのフェーズにいるかによって求める利益率を変えていました。

私の場合は、下記の様に分けていました。

フェーズ1: 売上重視 -さらなる資金確保の為、創業融資やその他融資を目指す”お勉強期間”

フェーズ2: 売上50%/利益50% – 利益率の改善と取り扱い商品の取捨選択


フェーズ3: 利益重視 – 再発注や扱いたい商品にアプローチ

イッチー
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私の判断あくまで、一例です。

ご自身のプランに合わせて考えてください!

5. 卸・メーカー仕入で安定収入を構築したいなら普通に取引だけではダメな理由

実際、このやり方で4ヵ月目に月利9万円を達成することはできました。

ただ、下記の4ヵ月目までの日別売上の図を見ていただくとわかると思いますが、

常に順調に進んでいるわけでは(特に2ヵ月目: グレーの線)ありません。

《図: 1-4ヵ月目の日別の売上推移》

下記の図で2ヵ月目から3ヵ月目にかけて取り扱い商品数が大幅に減っているのがわかります。

《図: 取引数と取扱数》

これは、利益商品でなくなりリピートできなくなった商品が大量にあったことを意味します。

メーカー仕入で安定収入を構築したいなら普通に取引だけではダメな理由は、

普通に取引だけでは利益商品でなくなりリピートできなくなることが頻発する

なので、利益商品を利益商品のままどうやって維持するかが成功に結び付くポイントであり、

皆さんが知るべき本当に価値のある情報と言えます。

どこかのコンサルを受けるのであれば、この点をどうやって達成させてくれるのかをリサーチしましょう。

答えは一つではありません!

私の場合は、下記の2つに取り掛かりました。

  • 交渉による差別化
    1. 価格面でライバルより優位性を確保する価格交渉 → 利益率改善
    2. Amazonでの(新規・マナーの悪い)ライバルを締め出す販売交渉 → 売上上昇安定化
イッチー
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ここが差別化ポイントとなるので、自分なりの方法を早い段階で考えて進めていきましょう!

国内メーカー仕入れは、しっかりとした『小売業』であり、ビジネスとして認められます。

売上を維持しコツコツと積み上げることが出来れば、銀行等から融資もおります。

私も、8ヵ月目に当時の3ヵ月平均売上の3倍程の融資がおりました。

まだまだ勉強している身ですが、引き続き頑張っていきましょう!

まだまだ事業を継続させるために工夫を考え続けます。一緒に頑張っていきましょう!

以上、”【おじチャレ】卸・メーカー仕入のやり方徹底解説マニュアル”でした。

少しでも、参考になった話があれば幸いです。

それでは、また会える日まで!!

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