メーカーアプローチ始めたら問屋や卸サイトを紹介されました。
進めていいものなのでしょうか?
※当ページの情報は執筆時点のものであり、最新の情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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今回は、こんな疑問にお答えしたいと思います!
- 問屋・卸サイトから仕入【注意点5選】
- 問屋・卸サイトのリスク
- 問屋・卸サイトから仕入に例外はあるのか
- まとめ:基本的には避けましょう
「やった返事が来た!」と思ったら
現状直接のお取引は難しく、弊社とお取引のある代理店様を通していただく形になります。日本アクセス様、国分様、三菱食品様、伊藤忠食品様、加藤産業様、旭食品様、三井食品様、等)
問屋紹介パターン
生憎弊社では新規口座開設は致しかねますので、インターネット会員制卸サイトの「スーパーデリバリー」をご紹介させて頂きます。
卸サイト紹介パターン
このように直接ではなく、違う仕入先を紹介されてしまうことは頻繁になります。むしろ普通です。
私自身、最初は対応に困り悩んだものです。そこで今回は、どのような点に注意して取引するべきなのか。また、そもそも取引しても良いのかを解説致します。
おじチャレブログの執筆者
物販未経験・PC苦手な59歳のおじさんが、
2020年に副業で始めた国内メーカー 仕入xAmazon販売。開始10ヵ月で月利50万円以上達成し、2021年に法人化しています。苦労話も泥臭い所もリアルに共有中!!楽天・Yahooショッピングへの販路展開も無事安定化することができています。
この経験談(実際のデータやその時の心境、何を重視して行動していたか等)を共有できたらと思い投稿していきます。初心者にも再現性が高く、慎重に安全に副業収入ビジネスを始めたい人はピッタリな方法です。少しでも、皆さまの役にたつ内容があれば嬉しいです。(記事は主に、アマゾンネット販売のお話ですが、いずれ販路展開時のお話も共有していきます)。
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目次 Table of Contents
原則仕入れるのは避けた方が良いのですが、自分の「取引の目的」によって判断が変わります。短期的な利益や売上の為であれば全然ありだと思います。ただ、その場合はしっかりどんな注意点・リスクがあるのか把握しましょう。
- 交渉はほとんどできない
- 出品者急増・値崩れのリスク
- 掛け率が高い
- ロットが大きい時もある
- [Amazon限定] 商品登録(制限解除)が認められないこともある
それでは、順にみていきましょう。
見積りもらって利益がでると取引したくなるのはわかります!ただ、注意点5つしっかり理解しましょう。
メーカー直取引のメリットである「交渉」ができず、「差別化」を目指すことはできません。ロットによっては掛け率を少し下げてもらえるかもしれませんが、それ以外は難しいでしょう。
交渉ができないことで発生するリスクは、長期的な関係構築が難しいこと。不安定な商品になりやすいので、入れ込み過ぎないよう注意して取り扱いましょう。
時間は、直接取引ができるメーカーに費やすことをオススメします。
問屋は基本的に(メーカーに止められない限り)来るもの拒まずなので、出品者が増えることを前提に立ち回る必要があります。
出品者急増で発生するリスクは、在庫保有期間が延びること。ロットを持ちすぎると危険なので、慎重に仕入量は判断してください。
いつでも、撤退できるように「最低ロット」で回すのが良いでしょう!在庫保有期間は1-1.5ヵ月くらいと決めておくことをお勧めします。
メーカー直取引のメリットである(ほぼ)最安値での取引ができない。間に業者(問屋・卸)を挟んでいることで確実に1-2割は高くなっています。1次卸、2次卸と間に入る数が増えるだけ自分が狙える利益が低くなります。
掛け率が高いことで発生するリスクは、損切分岐点までの価格幅が狭い事。その分、損切判断を早くする必要があり、時間の猶予が失われる。
問屋・卸サイトによっても掛け率が違うので、1カ所がダメだったら「全部ダメ」ではない点だけ頭に入れておいてください!
問屋・卸サイトによって当然ロット数が異なる。過剰在庫にならないよう気を付けましょう。
ロットが大きいことで発生するリスクは、在庫保有期間が延びること。機会損失になってしまう可能性もあるので、その価値に見合った仕入なのかの判断が重要です。
最初のうちは、縦積みより横展開で値崩れリスクを分散することをオススメします。
商品によっては、解除申請を出してAmazonが認めない限り販売することが許されない商品が存在します。問屋経由で仕入れていたとしても、認められない場合があります。
恐れ入りますが、提出いただいた書類では要件を満たしていないと判断されました。
以下の内容をご確認いただけますよう、お願いいたします。
このたびの審査は「請求書」の提出が必要でございます。
そのほかの書類につきましては、審査の対象としかねますことをご了承ください。
———————————————
・申請日より180日以内の発行日が記載されている
・出品者様のお名前とご住所が記載されている
・メーカーまたは卸業者様のお名前とご住所が記載されている
・商品名と、10点以上の仕入点数が記載されている
———————————————
Amazonテクニカルサポート
仕入れる前に、出品制限されていない商品であることを確認しましょう!
ここまで、問屋・卸サイトの注意点を上げてきましたが例外もあります。
- 小さめの問屋
- 他社商品だけではなく自社商品を扱っている問屋
- 販売先を限定化している問屋
順に見ていきましょう。
問屋でも、小さい所であれば稀に交渉に応じてくれる所もあり利益がでることもあります。また、協力してくれる場合、直接では断られたメーカーからその問屋経由で仕入れることも可能。
協力してもらえる場合は、注意点で上げた5個中4個は回避できるのであり。(※出品者急増・値崩れのリスクが回避できない)
短期スピード型で捌けるのであれば、全然ありだと思います。
稀に自社製品を扱っている問屋があります。その場合、Amazonプラットフォームについて理解があり限定化や交渉に応じてくれる(ある意味メーカー直接取引と同じ)。
「自社商品の販売」に協力すると他の商品の掛け率を少し落としてくれたりもするので上手く交渉しましょう。
これは、メーカーが問屋より立場が上の時に発生することですが、販売先を限定化している問屋もあります。例えば、”この商品はAmazonでの販売はご遠慮頂いています。メーカーからの意向なので・・”というパターン。
まだ限定化されていない商品でも、相談すれば限定化してくれる可能性があるので交渉してみる価値はあります。
何故この言い方をしているのだろうか?それはつまり・・・こっちでも当てはまるのか?等 推理ですね!少ないヒントから、問屋の事情を見抜くのがポイントです!
今回は、どのような点に注意して取引するべきなのか。また、そもそも取引しても良いのかを解説しました。
- 【注意点5選】問屋・卸サイトから仕入
- 交渉はほとんどできない = 長期的な関係構築が難しい
- 出品者急増・値崩れのリスク = 在庫保有期間が延びること
- 掛け率が高い = 損切分岐点までの価格幅が狭い事
- ロットが大きい時もある = 在庫保有期間が延びること
- [Amazon限定] 商品登録(制限解除)が認められないこともある
- 例外はあるのか
- 小さめの問屋
- 他社商品だけではなく自社商品を扱っている問屋
- 販売先を限定化している問屋
原則仕入れるのは避けた方が良い。ただ、例外に当てはまる場合や短期的な利益と割り切っている場合は全然ありです!
少しでも、参考になった話があれば幸いです。
それでは、また会える日まで!!